借金の時効の援用の意味と具体的な方法とは

2018年1月28日

借金の時効の援用とは

借金にも時効があってその時効の制度を使って債務を消滅させる事を時効の援用と言います。時効の援用をするには定められた期間が経過していないといけません。業者相手に借りたお金に関しては時効は5年で、個人間の借金は時効が10年です。時効の計算の仕方は一度も返済がない場合は契約した日で返済が一度でもある場合は最終の返済日から計算されます。借金の時効は公訴時効のように時効になる年数が経過すれば時効が成立する訳ではなく、時間が経過した上で相手に時効の援用をする事を通知して始めて時効が成立します。もし5年もしくは10年が経過してもその後返済をしてしまったり、債務を認めてしまえば時効は振り出しに戻ります。時効までの時間が進んでいる間でも債権者側が裁判を起こして請求してきた場合は時効が振り出しに戻りますし、電話や書面で請求してきた場合も時効は振り出しには戻りませんが停止してしまいます。

時効援用の具体的な方法

時効の援用をする時は条件である一定の年数を経過した上で相手に時効の援用をする通知をします。通知の方法は限定されていませんが、内容証明を相手に送るのが一般的な方法です。内容証明は一般の郵便物と違って郵送した事を証明してくれる物です。内容証明で通知を行う事で確実に通知をした事を証明できるので後になって通知が来ていないという事にならずに済みます。内容証明を書く時は必ずしも弁護士や司法書士に依頼する必要はありませんが、書き方にはルールがあって知識のない人が一人で書くよりは専門家に依頼した方が確実に内容証明を作成できます。

時効は完成したからと言って自動的に効果が発生するわけではなく、本人が援用しますという意思表示をしてはじめて法律的な効果が発生します。これを時効援用といいます。